さつまいものアク抜き&黒い変色を防いでおいしくいただきです

2018年9月4日

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PrawnyによるPixabayからの画像

10月ごろから出回り始めておいしい秋の味覚のさつまいもですが、実りの秋を絵に描いたようでワタクシは大好きですw

売っている大学イモとかきれいな黄色のがあったりはたまたやけに黒ずんで、揚げすぎ?と思いきや固くもなくて色だけよくないのがあったりしますね

あれ、痛んでいるわけでも古くなったイモを使っているわけでもないようです。

あれは、サツマイモのあくが悪さをしているんです。

サツマイモのあく抜きで変色を防ぐ

サツマイモのあくはポリフェノール分があるそうです。強い抗酸化作用があって体にもいいんですが、あく抜きせずに料理すると、あくがイモのでんぷん質と反応して黒っぽく変色させてしまうんですね。

どうも見た目に痛んできてそうとか、古いイモなのかとかちょっと不安にさせてしまいそうですよねw

そういう意味で、サツマイモのあく抜きは変色させずに見た目良くできますよということなんですね~

さつまいも「アク抜き」「アク止め」時短方法

サツマイモは切ったらすぐに水に漬けるとあく抜きできます。
空気に触れる時間を短くすると変色を防ぐにも有効だそうです。

あくが抜ける時間は大体15分から20分程度で大丈夫です。

漬けている水が白くにごってきますが、この濁りがあくの成分です。
濁りが出てこなくなるまで何回か水を替えて、にごりが出なくなってきたらあく抜きOKのサインです。

サツマイモのあく抜きに一晩?

さつまいものあく抜きに掛かる時間ですが、15分から20分程度でしょう・・・一晩つけるの?と思っている人もいるようですが、そんなに時間は掛からないようです。まあ、一晩つけておいても問題はないとは思いますがw

さつまいものアク抜きをしても変色?

サツマイモのあくは無理に抜かなくても毒にはなりませんが、見た目に悪くなっているように見えるし、痛んでいるのかなと思ったりしますから、変色を防ぐだけでも良いのではないかと思います。

サツマイモの保存温度は13~16度ぐらいで、冷蔵庫などでそれ以下に冷やしていると変色が早くなるようです。
なので、冷蔵庫に入れないほうがいいのかもですね

水に漬けても黒くなってくる頑固なあくには?

有名なところでは、レモン汁を加える方法がありますね。
ポッカレモン100とか使えますよw
見た目もきれいになってレモンの爽やかな酸味と香りでサツマイモの甘みも引き立ちますね。

さつまいものあく抜きに酢を使う

また、お酢を加えて変色を抑えつつ、ほのかな酸味でお芋の甘さを強調できたり、です。

大学イモの隠し味に使うと色もきれいに仕上がって効果抜群だそうですよ~w

さつまいものあく抜きに重曹は使わない

アク抜きといえば重曹が頭に浮かぶ人もいると思いますが、重曹であく抜きするのはサツマイモの場合は、「サツマイモのつる」を料理する場合のあく抜き法です。イモには使わないようですよ・・・

甘くないサツマイモを塩水でおいしく

安くて甘くない(出来がいまいち)なサツマイモを甘くする手がありましたので・・・
切らなくても皮付き丸ごとでいいので、まあまあ強めの塩を溶かした水に1時間以上(半日とか)漬けておきます。量は芋がつかればOKなので適当ですw
それから焼くなり蒸すなりするだけです。
焼き芋屋さんなんかが使う技だそうです。お芋が安かったときは保険に使うといいかもですね。

さつまいものアク抜きのまとめ

  • さつまイモのアク抜きは、水に漬けて15分から20分
  • 13~16度より低温で保存すると切ったとき変色が早くなる
  • レモン汁やお酢を使うと変色しにくくきれいになる
  • おまけ:塩水に漬けておく甘みがアップ

秋の実りのサツマイモをおいしくいただきましょ~!!