黒アゲハとスズメバチ
それにしても、スズメバチの執念です。サイズから言っておそらく黄色スズメバチかなと思いますが、ひらりひらりと華麗に飛び去ろうとする黒アゲハ蝶にしつこく絡みながら追いかけ回す昆虫界の野獣・・
小さいとはいえ凄絶な、相手を喰おうとして襲撃する恐ろしさと死に物狂いで逃げ回る恐怖・・
この世は実ははるか古代と大差なく、根源的な恐怖のなかで皆生きている。
どうにか人間は知能と集団の力で他の野生動物を殺し、追い払い、恐怖で遠ざけ人間の縄張りを拡げて今に至っているが、ひとたび人間の工業生産力が失われれば、環境は野生の暴力に支配され始めるでしょう・・
そのような世界にきるのはご免こうむりたいものです。
そんなことを思いながらきれいな晴天の下、やや暗然とした気持ちで自転車を走らせました・・
この出来事がワタクシに何を示唆しようとしたものなのか? 一体何の予兆なのか? 実は割と良く気にしたりする人なのです、ワタクシは。
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